
住友電工情報システムは、住友電工グループの会社で、グループ向けシステムのコンサルティングやシステム構築、運用サービスなどを行っています。このほか、グループ向けのシステム開発で培った技術・経験・ノウハウ・実績をベースに、グループ外の顧客にもよりよいソリューションやパッケージソフト製品を提供しています。
ソフトウエア開発を行う組織の成熟度を評価・判断する国際的な指標である「CMMI(Capability Maturity Model Integration)」の最高位※である成熟度レベル5を達成しており、開発力には定評のある会社です。
※参照元:住友電工情報システム公式サイト(https://www.sei-info.co.jp/company/company_greeting.html)
住友電工情報システムの事業内容は大きく分けると、「システムソリューション事業」「ハーネスITソリューション事業」「パッケージソフトウェア事業」「運用サービス事業」「コンピュータクリニック」の5つです。
「システムソリューション事業」では、Java&Linuxによる基幹業務システム構築などを行っています。過去に構築・実用化したJava開発フレームワークは「楽々Frameworkシリーズ」として製品化しています。
「ハーネスITソリューション事業」では、グループ会社向けにワイヤーハーネス(自動車用部品)の製造・販売にかかわる独自CADシステムの開発や業務システムの開発などが具体的な業務内容です。
「パッケージソフトウェア事業」では、システム開発環境など、さまざまなソリューションを提供しています。
住友電工情報システムが取り扱う業務システムは、開発基盤も含めると11の製品があります。
対象業務は、文書管理・情報共有・電子承認・電子決済・購買管理など多岐にわたります。
予算に応じた柔軟な提案をしてもらえるので、業界や規模の大小にかかわらず導入可能です。クラウド版とパッケージ版から選択可能な製品もあります。
「楽々ProcurementII」は、多様な購買品目、発注形態に対応した購買管理システム。購入依頼・見積・発注・入荷検収の購買業務全般を網羅し、取引先とのWeb連携や多言語・多通貨にも対応。標準機能で電子承認も可能です。
30種以上の豊富なインターフェースを用意しており、会計システム・ERPパッケージ・人事システム・生産管理システムなどとの連携事例も多数あります。サプライヤサイトとの連携や自動FAX連携、バーコード連携などの機能も備えています。
購買業務の効率化・内部統制強化・標準化・見える化・ペーパレス化など、さまざまな業務改善が可能です。
「楽々Webデータベース」は、「どうしてもExcelで管理したい」「低コストで対応したい」というニーズにこたえた製品です。ノーコード・ノンプログラミングで利用できます。Excelファイルをアプリ化することで、データの共有やデータの一元管理の問題を解決。
クラウド型スプレットシートとは共有の仕組みが異なり、データの蓄積にはデータベースを利用しているため、データの読み書きが早いという特徴があります。クラウド上で情報共有でき、いつでもどこでもデータの確認と修正ができます。データの入力は、これまでどおりExcelでする方法とWeb画面で入力する方法が選択可能。データ(アプリ化したExcel)の更新もExcelで修正し、取り込んで適用し、常に新しいアプリをダウンロードして使用するので、更新に関するファイル管理は不要です。
1ユーザー月額1,650円(税込)から利用できるので、IT環境やシステム構築に費用をかけられない会社でも安心して導入できます。
中小企業は業務上の課題や悩みを抱えています。そして、解決すべき課題の内容は業界や会社によってさまざま。そのため、中小企業が業務システムを導入するなら、自社の課題を解消する機能を搭載し、予算に合ったシステムを開発する会社を選びましょう。
住友電工情報システムの業務システムは、安価なパッケージソフトもあるため、大手企業だけでなく、中小企業の導入実績も豊富です。
購買管理システム「楽々ProcurementII」は2000年の発売以来、100社以上で採用※(2022年10月時点)されています。
※参照元:住友電工情報システム公式サイト(https://www.sei-info.co.jp/procurement/)
株式会社タマディックの事例では、同社では、購買業務において各拠点での運用が統一されておらず、非効率であることや内部統制の強化も課題となっていました。
そこで、「楽々ProcurementIIクラウドサービス」を導入。購買業務全体の電子化やペーパレス化を推進し、業務の効率化と購買管理による標準化・内部統制の強化を実現できました。
株式会社リンガーハットでは、コロナ禍における最初の緊急事態宣言時、担当営業部長が社内掲示板に各種データを担当店舗分入力し、本社の担当者が情報共有のため1日1回Excelへ転記しており、かなり手間がかかるという課題を抱えていました。
2回目の緊急事態宣言直後、業務効率化の必要性を感じるものの、大がかりなシステムを導入するまでのコスト・時間をかけることができなかったため、簡単に情報共有ができそうな「楽々Webデータベース」を導入。作成したアプリに直接入力することにより本社担当者の手間が省け、かつ新しい情報の共有を実現しました。
| 会社名 | 住友電工情報システム株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | パッケージソフトの開発・販売・情報処理システムの開発受託・ コンピュータ運用業務の受託・情報機器の販売 |
| 資本金 | 4.8億円 |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30ニッセイ新大阪ビル5F |
| 電話番号 | 06-6394-6751 |
| URL | https://www.sei-info.co.jp/ |
技術力をウリにしている会社は多くありますが、依頼するからには細かな業務フローに対する理解はもちろん、ExcelやAccessといった身近なソフトウェアの知識や、実務オペレーションの提案力などもチェックしましょう。
まずは課題や要望を丁寧にヒアリングしてもらうところからがスタートです。

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